都心から電車で約1時間で訪れられる高尾山は、関東屈指の紅葉スポットとして毎年多くの観光客を魅了します。
標高599mの手頃な山でありながら、ケーブルカーやリフトを使えば気軽に登山気分を楽しめるため、子どもからシニアまで幅広い世代に人気。
本記事では2025年の紅葉の見頃、登山ルート別の楽しみ方、ライトアップ情報、混雑回避のコツ、アクセスや周辺グルメまで徹底紹介します。
🍁 高尾山の紅葉 見頃時期
- 例年の見頃:11月中旬〜12月上旬
- 2025年の予想:11月15日頃〜12月3日頃
標高ごとに色づきのタイミングが異なるため、長く楽しめるのが特徴。
山頂から色づき始め、徐々に中腹、麓へと紅葉が移り変わります。
11月下旬にはケーブルカー沿線が「紅葉のトンネル」となり、絶景を堪能できます。
👉 最新情報は TAKAO 599 MUSEUM公式サイト をチェック。
🌟 高尾山紅葉の見どころ
1. ケーブルカー沿いの紅葉トンネル
鮮やかなモミジに包まれる人気スポット。日中の鮮やかな景色はもちろん、ライトアップされた幻想的な夜の姿も見逃せません。
2. 山頂からの富士山と紅葉
快晴の日には富士山をバックに紅葉が広がる絶景が見られます。撮影スポットとしても人気。
3. 薬王院周辺の紅葉
朱塗りの山門や仏閣と紅葉のコントラストは圧巻。歴史ある雰囲気と自然美を同時に楽しめます。
💡 紅葉ライトアップ・イベント情報
例年、ケーブルカー清滝駅から高尾山駅までの区間でライトアップが実施されます。
予定期間:2025年11月中旬〜11月下旬
時間:17:00〜19:00(入場無料)
詳細は秋に公式発表されるため、事前にチェックしてから訪れるのがおすすめ。
🚶 登山ルート別おすすめ
- 1号路(表参道コース):初心者に最適。舗装されていて歩きやすく、参拝と紅葉を両方楽しめます。
- 6号路(びわ滝コース):沢沿いを歩く自然豊かなコース。静かに紅葉狩りを楽しみたい人におすすめ。
- 稲荷山コース:展望重視のルート。山頂からの紅葉と遠景が魅力です。
🗺️ モデルコース
半日プラン(観光+グルメ+温泉)
- 9:00 高尾山口駅到着 → ケーブルカーで中腹へ
- 9:30 薬王院参拝 → 参道の紅葉を満喫
- 10:30 山頂で富士山と紅葉の景色を堪能
- 12:00 下山 → 参道でとろろそばの昼食
- 13:30 極楽湯 高尾山温泉でリラックス
1日満喫プラン(紅葉+自然散策+文化)
- 8:30 高尾山口駅 → 6号路を使って沢沿い散策
- 10:30 山頂で紅葉&富士山ビューを楽しむ
- 11:30 稲荷山コースで下山 → 尾根道の紅葉撮影
- 13:00 参道で名物「とろろそば」ランチ
- 14:00 高尾山薬王院で参拝
- 15:00 高尾599ミュージアムで紅葉と自然学習
- 16:00 ケーブルカー駅周辺で紅葉ライトアップ鑑賞
- 18:00 温泉「極楽湯」で疲れを癒して帰路へ
親子向けプラン(ゆったり+自然体験)
- 10:00 高尾山口駅集合 → ケーブルカーでラクラク中腹へ
- 10:30 薬王院までの参道をゆったり散策(写真撮影も◎)
- 11:30 山頂に到着、ピクニックランチ(お弁当持参推奨)
- 13:00 下山 → 参道で団子や天狗焼を食べ歩き
- 14:30 高尾599ミュージアムで自然体験&休憩
- 15:30 高尾山口温泉で足湯を楽しんで帰路へ
🚶♂️ 混雑状況と回避法
- 紅葉のピーク時期(特に11月23日前後)は非常に混雑。
- 混雑回避の狙い目は平日や早朝7〜8時台。
- ケーブルカーの混雑を避けたいなら、登りは徒歩・下りのみケーブルカー利用が快適。
🚉 アクセス・駐車場情報
- 電車:京王線「高尾山口駅」下車(新宿から約50分)。
- 車:中央自動車道「高尾山IC」から約5分。
- 駐車場:駅周辺に有料駐車場あり(200台程度)。シーズンは早朝に満車になりやすいため公共交通機関がおすすめ。
🍴 周辺グルメ・立ち寄りスポット
- とろろそば:参道沿いの名物料理。老舗店も多い。
- 天狗焼・団子:食べ歩きに人気のスイーツ。
- 極楽湯 高尾山温泉:下山後に立ち寄れる天然温泉。
- 高尾599ミュージアム:紅葉と併せて自然や文化を学べる施設。
- 高尾山ビアマウント:秋シーズンは紅葉を眺めながらビアガーデン気分を楽しめます。
❓ よくある質問(FAQ)
- 紅葉ライトアップはいつ?
例年11月中旬〜下旬に開催(17:00〜20:00)。 - 小さな子どもでも大丈夫?
ケーブルカーやリフトを利用すれば安心。ベビーカーは不向き。 - ペットは連れて行ける?
ケーブルカー・リフトはケージに入れれば利用可能。
✅ まとめ
- 見頃:2025年11月15日頃〜12月上旬
- ライトアップ:11月中旬〜下旬予定
- 混雑回避:平日・早朝が狙い目
- アクセス:公共交通機関が便利
📝 体験レポート:11月4日 早朝ハイキングで味わった高尾山紅葉
「都心から1時間以内」というアクセスの良さに惹かれて、11月4日の朝7時過ぎに高尾山口駅に到着しました。まだ山の空気が冷たく、清々しい雰囲気の中スタートです。駅前の広場では、朝日がわずかに紅葉したモミジに差し込み、透き通るような赤が目を引きました。
ケーブルカー清滝駅付近では、乗車前の列がすでにできていましたが、平日・早朝ということもあり、約15分ほどで出発。車窓から見える山肌には、黄金色のイチョウと朱赤のモミジが混ざり合い、「紅葉トンネル」の趣がありました。
ケーブルカーを降りて「1号路」の登山道をゆっくり歩くと、薬王院の山門付近はまさに見頃。朱色の鳥居と燃えるモミジのコントラストが印象的で、思わず立ち止まってシャッターを切りました。登り始めから約45分後、山頂展望台に到着。澄んだ空気の中、富士山のシルエットと紅葉した山肌が織りなす景色に、疲れも吹き飛びました。
山頂では軽く山頂茶屋で一息。ホットコーヒーと温かいおだんごを手に、紅葉越しに見える相模湾方面の景色に見惚れました。人も多かったですが、休憩ベンチは比較的空いており、10時前のタイミングがねらい目と感じました。
下山は稲荷山コースへ。木製の階段と紅葉の敷き詰められた道をゆっくり下り、11時半には下山完了。途中、6号路や4号路と比べ歩きやすく、60 〜 70分ほどで麓に戻ることができました。
✔ 混雑回避には:
- 駅到着を8時前にできればケーブルカーの待ち時間がグッと短くなります。
- 山頂からの眺望をゆっくり楽しむなら、10時前につくのがおすすめ。
- 下山路を変えて稲荷山ルートや4号路を選ぶと、登りルートと別になり人混みストレスが少なめです。
✔ 撮影ポイント:
- 鳥居×モミジの構図(薬王院入口)
- ケーブルカー車窓から見える紅葉トンネル
- 山頂展望台からの富士山+紅葉の遠望
この体験を通じて、高尾山の紅葉は「アクセス良し・景観良し・撮影良し」と三拍子揃っており、都心からのデイトリップとしても申し分ないと実感しました。
特に「朝7時台スタート」という時間帯が、紅葉も人混みもベストなバランスです。次回は、ケーブルカーではなく登山道でゆっくり歩くコースにも挑戦したいと思います。
都心からすぐ行ける高尾山で、秋ならではの絶景紅葉を楽しんでみませんか?


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